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ゆと遊:相田みつを美術館

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本日仕事で国際フォーラムに行ったら、相田みつを美術館をみつけました。さっそく昼休みに入館してみました。いままで相田みつをは詩人でとてつもなく字がへたでそれが特徴で人の心に響いてくるんだと勘違いしていました。彼は書道家だったんだね!彼は毎日筆の練習を怠ることはなかったようです。
写経した書が展示してあったが上手でした。あたりまえですね書道家なんだから。
美術館は土壁と障子の間接照明風イメージして和風にまとめらっれていて、落ち着いていて凄く良い雰囲気でした。
かんのん讃歌展が行われており、彼は観音様の写真をアトリエにかざり多数の作品を創作したようです。確かに観音様の優しい顔を見ていると心が和みます!今度は奈良に観音様見に行きたくなりました。館内を見ていると、御夫人たちが彼の作品を見ていると暖かい気持ちになると言っていました。
彼女たちの言葉を借りると「あたたかい気持ちになるのよね、母の腕に包まれていようで安心するのよね!」そうなんです私も感じたことは短い文章が心に響くんです。納得できるんですよね!
私の母ぐらいの御夫人でも、暖かいとかい安らぐと感じるのは母のイメージなんだね、遠い昔の印象が記憶として残っているんだね、相田みつをおそるべし、彼は我々の記憶のかいばに直接刺激する文字を書いている。そこまで計算して書かれた文字は感動に値する!本当の芸術なんですね。

私が一番印象に残ったのは、「遊」と「ゆ」という書なんです。
遊はみかえりを期待しないとの意味だそうです。観音様は人間を真実の世界に導くことを遊びとして行っていた。観音様は人間にみかえりを期待していない。人間はたえず人に見返りを期待します。だから愚痴もでるし期待したみかえりがないと怒りもおぼえる。仕事での付き合いは見返りをすくなからず期待しますね。仕事には見返りだとか結果が必要ですからね。でも遊はちがいます、自分が行いたいことを自分の責任で行って人にはなにも求めない。そんな心の境地にいつかなりたいと思います。
これは愛に似ているね、愛にみかえりをもとめるから関係が崩れてくる!心にある遊びが愛かな?
遊びというとあまり良い意味のとられないけど、本当は意味が深そうです。
「ゆ」に関しては実際に見に行って感動して下さい!

気持ちが落ち込んだ時とかぜひ見に行きたい場所ですね。とても有意義な昼休みでした!これは報告書には書けないからね。