昨日は，雨の中，鳳天がバスケの試合に行くために車で深谷の体育館へ送迎！８時集合とのことなので６時45分に家を出てるという週末なのに早起きをしいられました。
９時半から試合だったので，近くのデニーズでコーヒーとフレンチトーストを食べて時間をつぶしてました。
初めて見る高校生の試合は，中学と違いかなり迫力がある。まずは身体がでかい！我が家の倅達は三人とも１７０cm以下なのでまだまだ子供と思っていたが，フロアーでセンターのポジションはほとんど私と同じくらいで，でかいやつは１９０以上あるね！
鳳天は1年生で背番号は１８，まだレギュラーにはなれません，ベンチでマネジャーの横に座って試合経過を記録していた。
後半残り５分までリードしていたが，鶴ヶ崎がフリーのシュートをはずして流れが変わった！
でもそのことはコートに立っている鶴ヶ崎を初めとするメンバーが一番感じているはずである。
残り2分で逆転され，このまま終わるのかと私は感じていた。しかしコートに立っている鶴ヶ崎の目は違っていた。自分達の負けなど眼中なく，冷静にたえずゴールを見据えていた。
これまでこの試合で調子が出し切れず，自分のプレーを見失っていたセンターの６番が相手のボールをカットしてどうにか同点にして，やっと後半が終了！試合の主導権は相手にあることはまだ変わらない。
この試合は季節柄，湿度が高く，選手の汗でコートは氷の上でプレーしているように滑る，もっとも気を揉ませたのは，ゴール下で鶴ヶ崎が背中から落ちた時，人間は強い衝撃をうけると一瞬自律神経が麻痺するのようで呼吸がとまる。私も学生時代になんども経験したが，特に背骨に衝撃が広い範囲で加わった場合に起こる。たぶん彼も呼吸が出来ず倒れたままで，自分の力だけでは立ち上がれない状態になっていたた。1年生に肩をかりどうにか立ち上がる彼をみて，彼の後ろ姿は弱々しくコートには戻れないように感じた。勝利の女神も時には試練を与えるものである！
しかし，コートに戻った彼の目には自分達の勝利を疑わない力にみなぎっている！このとき私は彼に詫びた，これまで苦しい練習と数々の試合での経験で厳しい場面での追い込まれた精神状態でも正確な判断力と行動を身に付けた彼を甘く見てました。
延長戦は序盤に４点差をつけられて厳しい展開でしたが，落ち着いた試合運びで５分の延長が終わる時にはリードして終わってました。
逆境の時に冷静になれる精神力は尊敬に値する！良い試合をみれました，そんなことで昨日は朝から夕方まで高校生のバスケの試合見てました。
