早朝の高城山で写真撮影して、
ガスの中、山頂を目指しLEDの光を頼りに登山道を登る。けして険しくはないが笹に隠れているので一歩を確かめるように進める。日の出まえは暗く周りの木々がよく見えなかった。
しかし、日が昇ると、木々の様子が見えてきた。
霧氷を撮影に来たので、登る朝陽に照らされて光り輝く力強い樹にカメラをみなさん向けてる。
私はかつては力強く枝を張り、風雨に耐えて生きてきたであろう老木の朽ち果てた姿が気になった。
斜面に立つこの樹は、下にある朽ち果てた樹の株が力強く生きていた時は幼い樹だったのだろう。老木が朽ち果てたおけげ、枝を下に伸ばすことで生きていけてる!
一緒に写真を取りに行った新聞社の方が、ブナは生きていくために根から毒素を出して他の木々と共生していると言っていた。一定の距離がないとブナの木々は生きていく環境が保たれないのでしょう。
年老いた樹は、枯れて、朽ち果てて、若い木々に生きていく場所を託していく。
これが自然の流れのようです!
私は朝陽を浴びて染まる枯れても、まだ立ち続けている。枯れ木が気になる!
今日も生きてる。