この寺を冬に訪ねるのは初めてである。
12月ではあるが、永平寺がある山間部は、正に雪にの中である。
道元禅師も修行の場として、この地を選んだのには理由がある様に思える。
最澄の比叡山、空海の高野山に勝るとも劣らない地を選んでいる。
道元が高野山を訪ねたかどうか知らないけど、比叡山では修行をしているので
人里から離れて、俗世間と距離を保つ事が修行の妨げにならないと考えている様である。
加えて、雪に覆われて❄️耐える事を加味したのがいいね。
高野山、比叡山よりも、福井の永平寺は雪が多い場所なのだろう。
鉛色の空、雹、雪が降る冬の時期に、只管打坐にのめり込む事が、
「寒時には闍黎は寒殺する」を体感できるのだろう。
空海が香川 善通寺市に生まれ、四国を回って修行したが最後には高野山の厳しい自然を修行場
と選んだ事も道元は考えたのだろう。
次に永平寺を訪れる時には、座禅に挑戦するつもりである。
今日も生きてる。