師匠のレストハウスで空師と称する旦那に話を聞いたヨ!
先日、師匠のレストハウスに空師が来た、師匠の古くからの友人と思い話を聞かせていただいた。
神社の建物に落ちない為に大人の背丈ほどの太さがある枝を切ったとか、切り始めると幹の内部に溜まった水が噴き出すとか、切った木の室には梟の子供がいたとか、神社のご神木には御神体が入っているとか、
色々と携帯に入った写真を元に話してくれた。
気になったのは、空師は絶対に木から落ちないらしい、1mの高さでも、20mの高さでも同じで
落ちた空師は終わりらしい。
一度の失敗でも許されないのが空師らしい!
この事を師匠に話したら、彼の話は半分にして聞いておけと教えられた。
確かに話好きの空師だった。
昔は、山に暮らす人々の中には、木を切る技術を沢山持っていたらしい。
1200年前から真言宗の本山で、墓石が沢山作られている。
大きな杉の木に囲まれている、よって高く伸びた木々の枝を切る人を空師と呼ぶらしい。
木々は無心であり、枝も伸ばすし、風が吹け枝も折れる。
大木の枝になると1トン程度の重さがあるものも少なくない。
高所で枝の剪定を行い、腐った危険性のある枝を取り除くのが空師の仕事らしい。
いつか、本物の空師に会ってみたいね。
今日も生きてる。