葬儀には梅が咲いていたが
桜の華も散り春らしい陽気の中で親父の四十九日が十念寺で行われた。
3月始め、葬儀の挨拶で、私は梅の花にちなんで菅原道真が詠んだ歌『飛梅』を引用しましたが
四十九日では住職が、桜の花にちなんだ歌を引用してくれた。
『散る桜、残る桜も、散る桜』
今は故人を送る側でしたが、いつかは私も散るかと思うと、今生きている俗世間で
悔いが残らないように精進して日々を生きようと諭される。
そして、時が来たら静かに散っていきたいと感じています。
桜の華は散るから美しいだろうね!
合掌