今回の北海道はこれまでにないほど釣りをしたし、魚も沢山釣れた。主にニジマスが楽しく遊んでくれた。
川の淵、倒木の下、深みにニジマスは隠れていて、デカいフライを流すと水飛沫を上げて水面に飛び出してflyを捕食する。確かにドライフライでの釣りはこの瞬間を楽しむことが醍醐味なのだろう。
その意味では、今回の北海道は醍醐味を味あわせてくれた。
#4の竿だったので彼らは十分に竿をしならせて手応えを感じさせてくれた。来年は#5もしくは#6の竿で虹鱒と出会いたい物である。
ドライフライはカデスでもパラシュートでもお構いなしに捕食する、彼らの目の前に流せば出てくる、ドラックが無いように流すことに越したことはないけど、彼らの見ている位置に入れば多少は不自然でも出てくるようである。時折はフックしないけどね!
フライのサイズは、流れが早いところは大きめで、緩やかなところでは少しサイズを控えた方が良かった、とは言っても12番くらい必要かもしれない。
テペットは4番に4ラインで切られることは無かったが、3番に3ラインで次回は挑戦する。
細いラインで切られる限界を楽しむベテランもいるらしいが、私の技量はその領域には達していない。
来年は50cmの大物に出会えることを楽しみにしている。
東北、北陸の釣りは厳しかった、いま思えば北海道での釣り方に慣れて繊細さにかけたようである。
さらに、魚の捕食したい時間帯に、捕食している虫に近いflyを自然に流すことが本州では重要である。
地域によって釣りの挑み方が違うようである。
手取川で沢から上がる時に、15m程度の堰堤の横にできた岩とブロックを登った、初めて入渓した場所で落ちたら死ぬと初めて感じた。普段はこのような場所では竿を出さないが、初めての川で釣り上がったらここから上がるしかない状況だった。気温は30℃超えていたので思考が混乱していたのかもしれない、とりあえず沢から上がりたい一心で無謀な挑戦を決断させたのだろう。時間をかけてでも引き返す方が今にして思えば良かったね!
幸いにも落ちることもなく、堰堤に上がれたが、斜面での藪漕ぎで竿の先端を無くしてしまった、リュックから飛び出してる竿に薮のつるが引っかかり落ちたのだと思う。引っかかったのは感じたが斜面を落ちるわけにはいかないので必死に登った。62歳の老人が登ってはいけない場所だったよ!
本当に無事で良かった。竿は私の無謀さを教えてくれたようです、
今後の改善点は
これからは初めて入渓する場所は上がる場所を確認して釣りをする事、気温が高いと思考が短絡的になる、背丈以上の斜面は登らない事、
竿はロッドケースに収納してリュックに装着することを学びました。
新しい#3の渓流ロッドを買わないと行けない。