子供が通う中学の体育祭を女房と見にいきました。30年前に卒業した中学です。
校舎は増えて少しグランドが狭くなりました。
当時は平日に行われていたので、保護者の見学は少なかったと記憶しています。
現在では、保護者席が準備され多数の保護者がカメラ、ビデオ持参で来ています。
感動したのはクラス対抗全員リレーの場面です、クラス全員がバトンをまわして競うわけですが
中に一人車いすの少女がいました。彼女は第一走者としてほんの５メートルですが車いすで
バトンを繋ぎました。当然彼女のクラスは前半は他のクラスに溝をあけられいました。しかし、
後半にはトップ争いに加わり、最終走者はもう少しで届きませんでした。結果としては２位でした！
前半の遅れを、全員で取り戻し、勝負をかける姿は団体スポーツの原点であるではないでしょうか！
全力でやっているが体力的には劣る物を、みんなで補いながら目的に向かい団結する。これがteamだと思います。見ていて涙か溢れましたね。
会社ではTeamとはなんだと議論していたけど。そこでの意見は幼く、個人の保身に起因するものばかり。会議室では気付かないすばらしい疑似体験が今日は出来ました。
子供の成長を見にいって、自分の未熟さを痛感しました。
