Una strada

YAMAHA XTが大好き❣️ 元空

最終講義・・・

卒業した研究室の教授が退官のため最終講義があるとの連絡を頂きましたので聞かせていただきました。

25年経って、卒業した研究室の研究テーマがはじめて理解できました・・・

教授の講義を聴くのは多分2回目ぐらいだと思います、1年生の時に有機化学の授業と今回の最終講義です。てことは学生時代にはほとんど授業に出ていないことになる・・・

25年前の教授の授業では、オリエンテーションもかねた授業だった思うが、覚えているのは
就職に関してのコメントを述べて『知り合い、親のコネで就職を捜せ・・・』
みたいなリアルな話をしていたことを覚えている。当時は新設の大学で求人は少なかったからね。

4年の卒論時も、指導教官が違ったので殆ど教授の印象が無いです。まあ成績が学年で最下位である私に就職先の世話をしてもらえるはずも無い。
見かねた他の研究室の先生が紹介してくれました!あの時は本当に嬉しかった!

このようなことも有り、研究室の教授に対してはかなり批判的な意見を学生時代には言っていました!

救急車が到着するまで、25年前に研究室で過ごした1年間の思い出が、鮮明に蘇ってきた。

教授は残り数分で倒れて最終講義を締めくくることが出来なかった。

家族が心配に見守る傍で、私は学生時代の無礼を心から反省いたしました。

病院に搬送されて、貧血と脱水症状のようで命にかかわる問題ではないと聞きましたが、
お元気になることをお祈り申し上げます。

冷静に考えると、高齢の教授に90分の講義は体力的に厳しい時間なのではないでしょうか?
人間の集中力は30分程度だと私はこれまでのプレゼン経験で感じている。

普通の講義であれば、力を抜く部分もあるが、最終講義ともなれば研究者人生の集大成として、自分のこれまでの研究成果を語ると自ずと力が入りますからね。

大事に至らずに本当に良かった・・・

5月の研究室同窓会では元気なお姿でお会いしたいものです!