オリンピック憲章では
『オリンピズムの目的は、 人間の尊厳の保持に重きを置く平和な社会の推進を目指すために、 人類の調和のとれた発展にスポーツを役立てることである。』
昨晩の閉会式をTVで見ていると、世界中の国からアスリートが競技を終えて集っている映像は平和を思い浮かべた。
国の違い、言葉の違い、文化の違いを超えてスポーツを会して触れ合う情景は、正に平和の証である。
バスケ女子の試合後にアメリカと日本の選手が交流を深めている姿は、真剣に競技したアスリートが緊張から解放されて、対戦相手を尊敬する姿が美しかった。
しかし、
オリンピックの運営が余りにも、経済を重視する姿勢は疑問がある。
アマチュアのスポーツを利用して、金の払える国が大会を誘致して自国の国力をアピールする事が目的が変化して来たようである。自国に誘致して経済効果を期待するが、胴元が腹黒く開催国は利益が少ない。
アスリートの為に最高の舞台を提供して、全ての国の人々に平和の有用性を示す、平和の祭典では無いですね。
いい意味でも悪い意味でも
今回の東京大会は、オリンピックの目的が経済と政治に利用されている顕著な大会である事を世界に伝えたと思う。
今日も生きてる。
