Una strada

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女王の国葬


私はイギリスは出張の乗り継ぎで数時間だけ立ち寄ったのみでほとんど知らない。

TVで女王の葬儀を見て今さらながら気がついた事がある。

国を収めるために王室は必要だった事をである、女王が君主としている事で国民の気持ちがまとまる必要があったのだろう。沢山の植民地を持って、各地域の部族、民族を国民とし多様性を進めても、頂点には王室を掲げて画一性を主張するのがイギリスだと気がついたよ。

その頂点であった女王の葬儀は、国の王が代わる事を知らしめるために、国民と諸外国に示す必要がある。

よって、王室はもとより、議会、軍隊、関係各国の代表を一同にして葬儀を行う国葬が相応しい。

もちろん、国民は国葬に異論を唱えないだろう。移民の方、植民地だった国々は方々には温度差はあるがイギリス本土の国民は家族の葬儀と考えてるのではないかな。

 


日本においても天皇陛下の葬儀は国葬になるが、自衛隊も参加しなかった?、皇族が軍服も着用しないし、

宗教を特定しない形式で行われたと思う。棺の後ろを皇族が歩き、国民の目に触れることも無かったと思う。いかにも国民と皇室の距離がある大喪の礼だったね!

 


今月は日本でも前総理大臣の葬儀が国葬で行われるらしいが、イギリスにおける国葬をTVニュースで見て考えさせられたのは、国葬の持つ意味である。

国民の気持ちを一つに束ねる意味を持つ葬儀は、国民が哀悼の心で見送りたいと思えて行える事であり。

政治家の方々の業や、忖度で国葬を判断しては行けない。

日本の関係国も国葬となれば、参加するけどそれは忖度で来日するだけだよね!

 


亡くなった本人が国葬される事を一番恥ずかしいと感じてるかな?

でも彼は忖度される事が大好き好きだから、何も感じないか? 

ある意味で無心である。

 


今日も生きてる。