子供の頃、お爺ちゃんを黒の爺と呼んでいた。
祖父は黒い犬を飼っていて、その犬の名前が黒だったからです。
頑固な祖父で、将棋をやっても勝たせてくれないし、
夕方のTVで必ず大相撲中継を観ていた。
夕方は子供向けの番組とチャンネル争いになるが、譲ってくれたことはない!
だから子供の頃、黒の爺が好きではなかった。
57歳になった今では、私は大相撲が大好きである。
今やっと、黒の爺の気持ちが理解できた。
私も孫ができて、チャンネル争いしても絶対に譲らない!
そんな、偏屈爺になりたい。
今日も生きてる。